イロドリミドリのラジオドラマがやたら面白いので全人類聴いてくれって話
WIXOSSCUPとかいうやつは仕事対面で0落ちしたので代わりに何か書こうと思った話。
はじめに
突然だが、みなさまはイロドリミドリというコンテンツを知っているだろうか。
chunithm.sega.jp
～ここから”めんどくさかったら「ラジオドラマの話」まで読み飛ばしていいゾーン”～
どこぞのめうめうやらメスガキのように、ツイッターで話題になっているところはマジで一切見たことがないので、ざっくりと説明すると「チュウニズム」という、セガの音ゲー発のガールズバンドものだ。
チュウニズム自体のアプデに合わせて、プレイアブル楽曲と数Pほどのメインストーリー漫画が追加されていく、という形式で、年末年始あたりから新章に突入していたり、もう2回ほど中の人たちによるライブも行われていたりする。
ストーリーとしては、音大附属高校に通う主人公が『学園フェスで好成績を収めると成績考査で謎の点数がもらえる』という噂に釣られ、友人やいとことバンドを組んで学園フェスに出るぜ！って話。
仮にも音楽関連の学校なのにライバルバンドとなんたらとか自分やら音楽やらと向き合うみたいな話がまるでなく、むしろ最大の敵は学業っていうある意味すがすがしいのが特徴。
キャラクターの話
流石にキャラもわからずにいきなり音声だけではアレなので軽く登場人物の紹介をしておいた。コイツら以外はモブしか出ない。一応新章で2名キャラが追加されたが彼女らは今のところラジオドラマには出ないので割愛。
明坂 芹那（Dr.）CV: 新田 恵海
主人公。せりなマン。ドリキャスやらブランコを素手で破壊する怪力の持ち主。中の人は関係ないだろ！いい加減にしろ！！カレー屋の娘なので話題の3割くらいカレーで構成されている気がするし多分体の中にシヴァとかいるんだとおもう。後述のなるとは従姉妹。
・けっこうある。
御形 アリシアナ（Gt.）CV: 福原 綾香
あーりん。ふーりんではないしましてやしぶりんでもない。今風のオタクでお嬢様で元生徒会長で金髪巨乳の明らかな属性の違法建築。
DTMどころか横文字が分からんと言っては後輩に泣きつき、ライブのチケットが取れないと言っては深夜に後輩に泣きつき、頼まれれば作曲からコントまでこなすチョロさも兼ね備える。かわいい。
・でかい。
天王洲 なずな（Gt.）CV: 山本 彩乃
ゆるふわピンク眼鏡。おばあちゃん的キャラでまとも枠っぽく見えるが実際は後輩のちゃんなぎに一目惚れし人にコスプレさせるのが趣味の変態。
実家がギター工房で自作のギターを使っているが特にその設定が生かされることはない。というか公式見て初めて知った。
お笑いが好きという共感性羞恥爆殺待ったなしの地雷設定があるが、段々ネタの完成度が上がっていくレアすぎる特性を持つ。ゆっくり好きになっていこう。
・めちゃでかい。
・あーりんと結婚したらエロゲ声優みたいな名前になる
小仏 凪（Key.） CV: 佐倉 薫
ちゃんなぎ。リゼロのレムが好きなチュウニズムやってる後輩に「誰推し？」って聞いたら「凪ちゃんです！」って即答されるタイプの子。やたらと飯のネタが多い。
親が厳しい設定だがブラゲやりこんだりYoutube楽しんでたりと結構したたかな模様。
・ちいさい。
箱部 なる（Ba.） CV: M・A・O
われらがはこべP。イロドリミドリきっての自由人で場を引っ掻き回すトラブルメーカー、かと思いきや、根っこの部分が比較的常識人なので気が付いたら狂気と天然渦巻くイロドリミドリメンバーの前に大体ろくでもない目に合っている苦労人。自爆ともいう。
謎のセリフ回しとM・A・O氏の熱演が癖になる元旦生まれのベース侍。1/28現在、チュウニズム内で本当に侍になった。
・ある。
月鈴 白奈（Vc.）CV: 高野 麻里佳
しろにゃ～。後述の姉共々学園MVP編の新キャラ。バンドなのにチェロとかバイオリンとかそういう細かいことを気にしてはアマゾンでは生きていけない。
いわゆるシスコンサブカルクソ女。またの名をイロドリミドリ大好きおばさん（自称）。
むしろCV.MAOの声がしそうな見た目と得物とは裏腹に、家に私物のDJ機材を持ち、休日には秋葉原に古本の少女漫画と中古CDを掘りに行くのが趣味のすごい女。魔剤をキメると暗黒DTMerになるらしい。えっちだ･･･
重度のオタクだがどえらい腰が低い。かわいい。
・けっこうある。
月鈴 那知（Vn.）CV: 今村 彩夏
なっち先輩。作中において「お姉ちゃん」とはほぼ彼女のことを指す。カテゴリ的にはのじゃロリ。別に何百年と生きているわけではない。
唯一の最上級生で一番のちびっこ、そして白奈の姉。おまけにプロのヴァイオリニスト。
メンバーでも折り紙付きの破綻者。授業サボりすぎて留年ギリギリだったが無事第一部ストーリー最終話で卒業し海外へ旅立つ。*1
魔剤をキメると酔う。なんだこの姉妹！？
推すのはやめておけ、そこから先は地獄だぞ･･･*2
・無。
ラジオドラマの話
例によってメディアミックスもあり、その一つに本筋とまるで関係ないサイドストーリー的な話の「ラジオドラマ」があるのだが、このラジオドラマがまるで話題にならない割にやたらと面白い、っていうのが今回の話の主題だ。
話自体はほぼサブタイトル通りで、楽器の話をする・DTMの勉強をするなどの音楽関連っぽい話からコミケに行く・ラーメンを食いに行く・音ゲーをやる、果ては漫才をやる、秋葉原にCDを漁りに行く・世界を救うまで非常にフリースタイルだ。本編を知らなくてもまるで問題がない。
これらの小話が3分の短い尺の中にマシンガンの弾のごとく詰め込まれている。ちょこちょこ差し込まれるSEも小気味よくセンスが良い。
別にわざわざゲームセンターに赴いてこのチュウニズムをプレイしてくれとかライブに行ってくれとかいうクソ図々しいことは言わない。ただなんか作業のBGM代わりにでもこのラジオドラマを聞いてくれ、という話なのだ。
リンク先のプレイリストから自動で全話聴ける。らくちん。
1話3分くらいなので結構サクサクと聴けるし、なんならグラブルなどのソシャゲの周回のお供に聴くのもよいだろう。筆者は四象降臨のお供にBGM代わりにずーーーーーーーーーーーーーっと垂れ流している。
とはいえ100話とか多すぎるんじゃ！！！とか適当にチョイスしたらうっかりハズレの回引いてなんやこれクソやんけ！とかいう悲しいことが起きないとも限らないので、そしてここまで書いといてなんだが最初の15話くらいはそこまで面白くないので
こちらでオススメの回を5話ほどチョイスしてみた。視聴の上で是非参考にしていただきたい。
なるの回が多いのはご愛敬。アイツ面白すぎんだよ･･･
その１：#27 なぎの人生の汚点の話
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いわゆるなるなぎ回。別になぎが屈辱的な回でもなんでもなかったりする。
気に入った方は#2や#17、#59あたりも合わせてチェックするとよいだろう。
その２：#28 はこべPがあーりんをプロデュースする話
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みんな大好きはこべPシリーズ。「セッションしながら～」のくだりはあーりんのソロの「brilliant better」の歌詞より。はこべPシリーズはハズレがないのでどれもおすすめ。#94も神回。
その３：#66 なるとなぎがしろにゃ～のうちを荒らしに行く話
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月鈴家は練馬の中流家庭らしい。ホントに･･･？
オチがちょっと弱いけどひたすら白奈がかわいいに尽きる。#84に続く。
その４：#79 あーりんに泣かされたオンナたちの話
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「ｵｲｵｲｵｲｵｲ百合営業かよ～」
その５：#91 お姉ちゃんがお得な物件を探してる話
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お姉ちゃんゾーンとはなっちパイセン専用の校内秘密基地のこと。#67に詳細が語られるのでそちらもチェッキン。
おわりに
あまりにコンテンツのクオリティに対して知名度がなさすぎるし言及してる記事もなさすぎるので書いてみた次第。
要するに話ができる知り合いが欲しいだけの記事。
こういうスキマ産業的な記事で弊ブログは運営されております。新章も楽しみですね。
